ヨセフのメモ帖

パワースポットや占い、クリスタルなどスピ系を中心に、徒然なるままに…。

〝ニャン生初〟のお留守番(3)

なついてきたころに残念ながら任務終了

3日目夜はご家族が帰ってくるので、朝、お世話に行ってきました。

やはり、チーさんは自ら顔を出してはくれなかったので、〝ここにいる〟と思った子供のベッド下をのぞいてみたら、いました!

寝そべったまま出てきてはくれないけど、手を伸ばすと頭をスリスリ。

なかなかの好感触。

「おかあさんたちに送るために、写真撮るよ〜」と言いながらベッド下にスマホを構えると、なんとすぐに明るい所に出てきてくれました。

それもレンズにぐいっと顔を近づけながら。

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フォトジェニックなおすまし姿

ようやくなついてくれたかなぁと思った頃に、ペットシッター終了。

ちょい残念。

手加減の仕方を覚えてくれたみたい

翌日、友人と話をしたら「子供たちが、ヨセフはチーさんとちゃんと会話してたんだね、と言ってたよ」と。

というのは、毎日のお世話報告内容に納得したのと、帰ってきてから少し家族に対する態度が変わったと思ったからだとか。

顔つきもなんだか穏やかになったって。

さらに、今までじゃれると容赦なく噛み付いたり引っ掻いたりしてたのが、加減するようになったとも。

「えぇ?はじめから傷にもならなかったよ。いい子だったよ」と言ったら、「ほれ」と見せてくれた友人の手はじゃれ傷だらけ。まぁ、猫あるあるだよね。

私が他人だから手加減してくれたのかどうなのか、今度チーさんに聞いてみようかな。

動物は人の言葉を聞いている

留守番中に私がチーさんに言ったことは「お留守番えらいよ〜、お家のお守りありがとう」「夜一人で頑張ったね」「いい子だねぇ」「かわいいねぇ」「賢いねぇ」とほめ言葉オンリー。

あ、あと「ちゅーる」も。

 

そして、帰宅前に友人に「帰ってきたら留守番をたっぷりほめてあげて、ありがとうと言ってね」とメールしておいたんだけど、きちんと実行してくれたとのことでした。

ほら、だからみんなちゃんとお話通じてるよね。

〝ニャン生初〟のお留守番(2)

2匹のハムスターもお顔拝見

〝なんちゃってペットシッター〟2日目。

実はこのお宅にはハムスターも2匹いて、こちらのお世話は必要なく留守中の様子だけお知らせしてます。

1日目は2匹ともずっと小屋内でお眠り中でした。

でも顔見たいなぁ。

そしたら翌日、1匹は起きていました!

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起きてはいるけど眠そうなバリバリちゃん

その子はずっとバリバリバリバリとケージに敷いてある新聞紙をかじっていました。

「何をしているの?」と話しかけてみたら、一瞬動きを止めてから「かゆい、かゆい、歯がかゆい、歯がこそばゆい」と。

「そかそか、大変だね…」と同意はしたものの、私が何もしてくれないと察し、またバリバリバリバリを再開。

さらに、口周り耳の後ろや横腹を手で掻いて「かゆい、かゆい、かゆい」と。

しばらく掻いたら収まったみたいです。

するともう1匹もうつらうつらと起き、小屋の中でモゾモゾ。

「よかったら、お顔見せてくれますか?」と聞いてみたら、小屋から顔をのぞかせてくれました。

かわいい〜。

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はじめお尻向けてたけど…

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顔を見せてくれました
ブラッシングは、たまらん!

一方、ニャンコのチーさんは、なかなか顔を出してきません。

掃除関係を終えた後、「チーさ〜ん」と呼びながらいるはずの部屋へ行ってみたら、今度は隠れずにちょこんと座って待っていました。

本日はすぐに触らせてくれて、手にスリスリ。

後ほど、ブラッシングもさせてくれました。

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うっとりブラッシング中

一晩、初めてのお留守番をして、ちょっぴり心細かったのかな。前日よりもグッと仲良くなれた感じ。

ただ予め「ブラッシング中、いきなり容赦無くガブッとくるので気をつけて」と注意をいただいてました。で、ブラッシングのうっとり度が増してくると、その通りにガブッと。

「いてっ!チーさん痛いよ〜」と言うと、彼はちょっとビックリしたような顔。

でも聞いていたほど強い噛みつきではなく、跡も残ってません。

その後も遊んでいる間、手に猫パンチくれたけど爪は引っ込めたままで加減してくれました。

いい子だね〜。

〝ニャン生初〟のお留守番(1)

久しぶりに、〝なんちゃってペットシッター〟をしました。

ごはん・水、トイレの入れ替えと、ちょっと一緒に遊ぶ、くらいのことですが、亡き愛猫ミカと暮らす前は、動物好きを見込まれて時々旅行中の犬猫の世話を頼まれてました。

今回は、近くに住む友人の家族旅行の間のニャンコの世話。約2歳の元気な男の子、チーさん。

2泊とのことで、ニャンコだけでのお留守番許容範囲ではあるけれど、彼は自宅で夜通しのお留守番が全く初めてなので「お願い!」と。

この連日の暑さで心配もあるし、3日間通うことになりました。

念のため「前もって、家族旅行で留守にすることを、チーさんに声に出して言っておいてね」と友人には伝えておきました。

初日早朝に出かけて行った友人からのメールには、「出かける前に、普段彼のお世話をしている長女がチーさんに何やら話しかけていた時、しっぽをバタンバタン床に叩いて不機嫌そうだった」との報告が。

ムムム、これはニャンコに話がうまく伝わってなさそうな…。

やはり「留守番って一体ナニ〜!?」

そしてその日の夜、お宅にお邪魔すると、チーさんはなかなか姿を現しません。

ご家族から聞いていた隠れている可能性の高い、子供たちのベッドの下を覗いてみても見えません。

そこで姿が見えないままコンタクトを取ってみると、背を向けて寝そべっている姿が浮かんできました。ちょっとふてくされ気味な様子。

「留守番って何? みんな帰ってこないの?」

と、どうやら「留守番」という言葉は聞いていたようですが、ちゃんと意味がわかっていなかったみたいです。

何せ彼の〝ニャン生初〟ですから。

動物は未来(未経験)のことをなかなか想像できないので、チーさんが経験したことのない〝夜通しの留守番〟がどういうものか理解していなかったのです。

ただ、家族が出かける時にいつもとなんか様子が違うのは感じていました。

「どういうこと?どういうこと?」って。

そこで、家族が旅行に行ったことと、3日間の留守番の意味、その間のチーさんの役割と私の役割を言葉とイメージを交ぜて伝えてみました。

するとようやく、クルッとこちらに顔を向けてくれました(意識同士のコンタクト上で)。

あぁ「ちゅーる」は強し!

〝なんちゃって〟とはいえども、ごはんやトイレの掃除はしても、生存確認をしておかないとペットシッターの使命は果たせませんので、何としても元気な顔を拝まねば。

以前その友人宅でチーさんに話しかけたことがあり、一番好きな食べ物を聞いたら「ちゅーる!」と返答。すると友人が「でも最近食いつきがイマイチ」と。

理由を聞くと、「おいしいんだけど、ちょっと飽きたんだ」とチーさん。

それをまた伝えると「そういや、マグロ味しか常備してない。別のも買ってみる」と、他の味を揃えてみたら、大喜びで食べてくれたとの報告がありました。

そこで奥の手、人気おやつ「ちゅーる」を使うことにしました(飼い主から了承済み)。

www.inaba-petfood.co.jp

チーさんが2階にいるのはわかっていたので、「下のリビングに来たら、ちゅーるあげるよ〜」と意識で話しかけた上、声にも出してみました。

そしたら、おぉっ、来ました来ました〜!

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やって来たけど、入口でこちらの様子をうかがい中

私の手から、ちゅーるのササミ味を1本をペロリと食した後は、またとっとと出て行ってしまいました。

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おやつもらったら、もう用はないぜ

「あぁ〜、食べたら行っちゃうのね〜」と残念に思いましたが、生存確認ができヨセフのこの日の任務は無事遂行。 

少しして「もう帰るからね」とチーさんに声をかけたら、またやって来てくれたので、後ろ髪を引かれオモチャで遊びました。

さらに嬉しいことに、スリスリしてくれました。

やっぱりちょっと寂しいのだね。

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スリスリ、かわゆし

©2019 ︎︎Joseph.M