ヨセフのメモ帖

パワースポットや占い、クリスタルなどスピ系を中心に、徒然なるままに…。

私のところに猫がやってきた日

飼い主を亡くしたシニア・キャット

今は亡き、相棒で愛猫のミカのことを。

私は物心ついた時からが猫が大好きでした。

実家にいた時には、外とうちを出入りしながら住みついた元野良ちゃんたちをかわいがり、最初に飼った子は、いつも私の布団で一緒に寝ていました。

大人になって「また猫と暮らせたらいいなぁ」とは思いながらも、仕事も忙しく状況的にはとても無理。

 

そして、2008年夏に会社員を辞めて1年余りのころ、友人のお母様が亡くなり、飼っていた猫(当時はみーちゃんという名前)の貰い手を探していました。友人はみーちゃんを一度引き取ったのですが、先住猫との折り合いが悪く、里親を探していました。

彼女の先住猫とみーちゃんは、もともと一緒に生まれた姉妹だったんだけど、子供のうちから離れて暮らしていたせいか、この時は仲良くなれなかったみたいです。

 

私が猫好きなのを知っているので、「飼ってもらえない?」と打診されました。

私の心は揺れ動いたけれど、フリーランスで働き始めてからも外出が多く、家にいる時間も不規則で、一人で面倒みられるのか自信がありませんでした。

それに、みーちゃんはその時すでに7歳。

あまり他人に馴れない人見知りな性格と聞いていたので、果たして私と仲良くしてくれるのか、それも不安材料。

「とにかく会いに来てみて」と言われて

友人宅に行くと、みーちゃんは、部屋の隅で縮こまっていました。ちょっと怯えている感じ。

でも顔はとてもかわいらしく、ライオンのたてがみのようなフカフカした毛が印象的でした(猫種がメインクーンなので)。

 

「みーちゃん、こんばんは」と声をかけながら、そろりそろりと近寄って、指先の匂いを嗅がせてみたけど逃げなかったので、そーっと触ってみました。撫でていたら小さくゴロゴロといい始めたのがわかると、〝ズキューン!〟と心を撃ち抜かれた感じがしました。

「あら、初めて来た人にはなかなか顔も見せてくれないのに、初対面で触れるなんて初めて!」と言われたのもあり、「これなら一緒に暮らせるかも」と、里親になることを決めました。

この子はサプライズなクリスマスプレゼント

引渡しは翌日。大急ぎで猫トイレや餌、爪とぎ、猫用マットなど必要最低限のグッズを買いに走り、みーちゃんを迎える準備をしました。

当日は12月23日、クリスマスイヴ・イヴ。友人に借りたキャリーバッグの中でみーちゃんは一言も鳴かずにおとなしく一緒に電車に乗ってわが家へ。

 家でキャリーバッグを開けると、逃げるように探るように走り回り、サッとソファの下に潜り込んでしまいました。トイレの場所も教えられないまま。

でも翌朝、ちゃんと新しいトイレを使った形跡があり、置いておいたごはんもなくなっていたので、ソファの下にいるまま気が済むまで放っておくことに。

そうして3日目、12月25日の夜、私が帰宅すると、ようやく自らソファの下から出てきてくれて、私の近くにちんまりと座るようになってくれました。

 

ホント、この年はサプライズでビッグなクリスマスプレゼントもらっちゃったなぁ〜って感じ。

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わが家に来て1カ月余りのころ

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