長野市から戸倉上山田温泉、安曇野、八ヶ岳ぐるり旅のまとめ
源泉掛け流しの温泉で心身の垢落とし
長野・ビッグハットでのユーミンコンサートが終わったのはすでに夜9時半ごろ。
そこから一斉に走り出した車の帰宅渋滞を避けるべく、またしても左回りぐるぐる走りながらその日の宿場、千曲川のほとりにある戸倉上山田温泉へ。
〝善光寺詣りの精進落としの湯〟として発展したという同温泉。私たちはコンサートでの浄化&パワーチャージ(図らずも儀式みたいになった)後に、源泉掛け流しの湯でひとっ風呂。
翌日はスッキリとした体で、温泉街に鎮座する「佐良志奈(さらしな)神社」の神さまにご挨拶をして次の目的地へ。
安曇野では思いがけない新たなご縁が
「ちひろ美術館コレクション ねこ・ねこ・ねこ」と「企画展/ねこの画家 安 泰(やす たい)展」に滑り込みで間に合うことに前日気付き、これは行かない手はない、と。※同展の会期は5月13日(月)まで。情報が遅くてすみません
十数年ぶりに訪れたちひろ美術館。ここも変わらず、がっつり優しい穏やかな気にあふれたパワースポットでした。なので、私も同行のNちゃんも、この日は宿での朝食を食べただけでランチも取らず、全くお腹が空かずに一日たっぷり遊べました。
運よくギャラリートーク(学芸員による作品解説)の日に当たり、いわさきちひろさんの想いや、企画展の安泰さんの描くニャンコたちの話を聞くことができ、美術館を倍以上楽しめました。
さらに、ここで一つシンクロニシティが。
ギャラリートークに参加していた人とちょこっと世間話をしたところ、なんとその方は埼玉から日帰りでいらしていて、それも私の地元のすぐ近く。さらに童画関係のある団体の方で、私は趣味で日本画を描いているのですが、今後描いていきたいなと思っている作品との縁を感じることに。
離れた信州の地で地元とつながる不思議なご縁ができました。
同館で閉館近くまでのんびりした後、私たちは同行のNちゃんの地元・松本へ。
街に入るとドッと空腹感に襲われ、市内で蕎麦を味わい、温泉につかり、この晩はNちゃん宅に泊めていただきました。
Nちゃんのご先祖さまのゆかりの部屋は、穏やかで懐かしい匂いがして、あっという間に爆睡。
美しき地球を描いた作品でグランディング
3日目の目的地は「八ヶ岳美術館」。
6月30日(日)まで開催中の企画展「間島秀徳 アース・ダイビング-Earth Diving-」鑑賞へ。この日は、間島秀徳さんのアーティストトークがあり、それを目指して行きました。
以前、Nちゃんから情報をもらい絶対行きたいと思っていたこのイベント、これまたタイミングよく今回の信州旅行にヒットしてくれました。
日本画家で信州大学教授の間島さんは、すんごいパワーのある作品を描く現代作家の大家の一人なのですが、実はご本人のキャラがなかなかお茶目(と失礼ながら私が勝手に思っています)。そこがまた作品の魅力を深めているのだと改めて実感。
あぁ、最後まで癒されました〜。